好意の法則とは
人は、自分に好意が寄せられたり、相手との共通点が多かったりすることで相手に対し好意を抱きやすくなるという法則です。
このような状況にいたると相手にお願いされたことに対して断りづらくなる傾向にあります。(相手が自分に対して嫌悪感などを抱いている場合を除きます)
簡単に説明すると、お客様に好意を向けるとお客様から好意が返ってきやすいということです。
例えば、コンビニに行くにしても以下のようなケースがあると思います。
* 接客態度の良いAのコンビニ
* 接客態度の悪いBのコンビニ
この場合、多くの人はAのコンビニを選ぶようになります。同じコンビニであっても、選ぶ際の基準はどこにあるのか?このような行動をとる理由は、得た感情で判断して行動するからです。
接客態度が良ければ気持ちがいいのでまた行こうと思います。接客態度が悪ければ二度とその店に行こうとは思いません。
つまり、同じコンビニで同じ商品を買う場合でも好意がある方を優先して行動します。
「好意の法則」は深層心理に働きます。
好意をもってもらうことで選ばれる存在になりましょう。
好意の法則をビジネスで活かす方法
好意の法則をビジネスに活かすには2つのポイントがあります。
1.好意を向けるのはこちらから
最初に好意を向けることにより、お客さまから好意を得ることができます。
あなたがお客さまを好きになれば、お客さまも自然にあなたを好きになりお互いのバランスを取ります。
2.好意を与え続ける
こんなことを聞いたことがありませんか?
全然意識していなかった異性からずっとアプローチを受けていたら、いつの間にか付き合うことになっていた。
これは恋愛で好意の法則を活用した例ですが、実際に世の中では起こっています。
お客様に好意を与え続けることにより、お客さまはあなたのお願いに対して断りにくくなります。
この2つのポイントを意識することにより、お客さまとの関係性はより深まります。
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